こんにちは、けいちん(@Kco_nakajima)です。
新潟県十日町市には、日本三大峡谷のひとつ、清津峡があります。
そう、清津峡は【峡谷(きょうこく)】です。【渓谷(けいこく)】というのはよく聞きますが、ここは【峡谷(きょうこく)】です。渓谷と、峡谷とではなにが違うのでしょうか?
谷のV字部分が険しい崖になっていて、谷底部分に平野がない地形。
ということで、谷底に川だけが流れている地形。そうとう険しそうです(汗)
日本三大峡谷ということなので、他の峡谷とはどこにあるのかというと、富山県黒部市の『黒部峡谷』と、三重県の吉野熊野国立公園内の『大杉谷』です。どちらも山深く険しい地形が思い浮かびますね。
春の新緑から、秋には紅葉、冬には水墨画の世界と、それぞれの季節で映えわたる清津峡ですが、今回は涼を求めて夏の清津峡に行ってきました。
清津峡 見どころは柱状節理の岩肌と美しい清流

清津峡の見どころとしては崖全体が柱状節理の岩肌で形成されていることです。
柱状節理というのは、マグマが冷めて固まるときに出現する五角形や六角形の柱状の岩のことで、福井県の東尋坊や兵庫県の玄武洞、宮崎県の高千穂峡なども有名です。
その柱状節理の峡谷の間を流れる清津川は、標高2000mを超える水源から流れ出て、十日町盆地で信濃川へ合流する清流です。
ごつごつした岩肌の間に流れる碧い清流が美しい峡谷です。
清津峡渓谷トンネルで岩肌や清流を近くから見学

清津峡では、この険しい柱状節理の崖と清津川を近くから鑑賞できるよう、見晴らし台のある歩道トンネル『清津峡渓谷トンネル』が設けられています。
トンネルの全長は750m、往復の所要時間は約40~60分で、トンネル内には、峡谷の成り立ちや四季折々の様子をパネルやビデオで紹介されています。
清津峡渓谷トンネル内のリニューアルでアート空間

2018年のリニューアルで渓谷トンネル内部がアート作品として演出され、渓谷の眺望を楽しむことができます。新潟県のインスタ映えスポットとして人気です。
トンネル通路

トンネル内は5色の色に照らされています。異空間への入り口を感じさせる幻想的なトンネルです。



暗いところを歩くとなぜかわくわくしてきませんか?しばし洞窟探索気分で進みます。
第1見晴台~第3見晴台

終点のパノラマステーションまでにある各見晴らし台には、それぞれ演出されたテーマで峡谷の風景を眺望することができます。
パノラマステーション

トンネルの終点、パノラマステーションです。
壁面にはステンレスが、そして床には沢水が張られ、外の景色が映り込む演出になっています !
素晴らしいビュースポットとなっているのですが、このように、繁忙期には人がたくさんいるので映り込みを観ることはできなさそうです。
今回は夏だったので水は床一面に張られていましたが、水温が低い時期は水量を少なくして両サイドに通路があらわれるようになってます。

素足でジャブジャブ入ってる方が多かったです。気持ちよかったー!
清津峡渓谷トンネルへのアクセス・駐車場とトイレ !

公共交通機関でのアクセス
『越後湯沢駅』からバス便がありますが、最寄りのバス停で下車してからも徒歩30分とのことですので、清津峡渓谷トンネルへのアクセスは、車で行かせれることをお薦めします。
車でのアクセス
関越自動車道『塩沢石打インター』下車、国道353号線で約20~30分。
国道とはいえ、山へ登る道なので傾斜があり対面交通のため、繁忙期はもっと時間がかかると思います。
駐車場は無料です
駐車場は第1駐車場 45台、第2駐車場 50台、第3駐車場 60台が無料駐車場となってます。
繁忙期には警備員さんが案内してくださるので、指示に従って駐車します。
繁忙期は第2、第3の駐車場のご利用は必須のようです。
第1駐車場のトイレは行っておくべき(笑)
トンネル内にもトイレはあるのですが、トイレというよりオブジェ的な要素があるので、第1駐車場で利用しておくことをお薦めします。
清津峡渓谷トンネル 営業時間など詳細

【清津峡渓谷トンネル】
住所 新潟県十日町市小出
電話番号 025-763-4800 FAX 025-763-4801
営業時間 午前8時30分~午後5時(最終入坑時間 午後4時30分まで)冬期休業あります。
入坑料 大人(高校生以上)600円 団体550円
子ども(小中学生)300円 団体250円
【エントランス施設】1階カフェ・ショップ 2階足湯(無料)
営業時間 午前9時~午後4時