こんにちは、けいちん(@Kco_nakajima)です。
2019年の12月、なかじさんが蜂か織炎(ほうかしきえん)で入院たときの体験談です。医療の専門知識はないので、あくまで経験したことの記録として参考にしてください。症状などから「もしかして自分も… ? 」と不安に思われましたら自己判断せず医療機関への受診を強くお薦め致します。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
わたしもなかじさんもその病名を聞くまでこの病気のことは知らなかったのです。
あとから思えば数週間前からいつくかの症状が出ていました。
まずは、足のむくみ。
足のむくみが最初の症状だったのですが「疲れのせい」「休んでいれば治る」で見過ごしてしまったのです。実際に一晩寝て起きればひどいむくみもほぼ解消されていたし、身体全体が太ってきたから「まぁこんなものかな」って感じもありました。
そして発熱。
この発熱が脚のむくみと関係しているとは思いませんでした。まずは風邪による発熱と思ってましたので「お風呂に浸かり発汗して熱を下げる」を実行。ところがますます熱が上がり、最初に受診したときには40℃を超えて、即入院。
患部を温めることはこの病気にはさらに症状を悪化させることになるので絶対に厳禁だったのです。
知らないということはコワイことです。ここでは、蜂か織炎(ほうかしきえん)で入院したときのことを体験として記録しておき、同じようなかたのお役にたてればと思いました。
なお、医療の専門知識はないので、あくまで経験したことの記録です。症状などから「もしかして自分も… ? 」と不安に思われましたら自己判断せず医療機関への受診を強くお薦め致します。
蜂か織炎(ほうかしきえん)とは

「蜂か織炎(ほうかしきえん)とは」と書きましたが、わたしもなかじさんも病名を聞くまでこの病気のことは知らなかったのです。入院した当初も「○○が原因で」ということを言われただけで具体的な病名は告げられず病名がわからないからWebなどでも調べることができずに不安でした。
なお、この章の内容はあくまで素人がWebなどで調べた範囲の情報となりますので、ご参考程度にお読みください。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)の概要
皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症です。
患部の皮膚に発赤、痛み、圧痛がみられるほか、発熱や悪寒が生じたり、より重篤な症状が現れたりすることがあります。
この感染症の治療には抗菌薬が必要です。
Wikipediaより
医療の専門知識はないのでWebからそのままの引用となりますが、こういった症状はいままでも確かにありました。足がむくむと「ぎゅーってなるように痛い」とよく言っていたなぁと思いだします。
蜂か織炎(ほうかしきえん)治療
炎症が重度の場合は入院適応となり、患肢挙上のうえベッド上安静にし抗生物質を点滴投与とする。
Wikipediaより
入院の時はまさにこのような治療を受けていました。
とにかく「安静」ということでした。
蜂か織炎(ほうかしきえん)初期の症状
あとから思えば数週間前からの脚のむくみがあり、それが初期の症状だったのですが「疲れのせい」「休んでいれば治る」で見過ごしてしまったのです。
実際に一晩寝て起きればむくみもほぼ解消されていたし、身体全体が太ってきたこともあり「まぁこんなものかな」って感じもありましたので。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)入院直前の症状
季節が12月で、入院するほどの症状になる直前の数週間は週末には釣りで遠方までの外出も多く、出かければ車中泊しながら釣行というハードな生活だったため、足のむくみも熱の症状も『疲れ』による『風邪』程度のものだと思い無理していました。
風邪なんかひいている場合じゃない
週末に釣りができない生活はムリ
…そういう人なので、そうとう悪くならなければ基本的には病院へ行きません。
そんな人が自発的に仕事を休み病院へ行くほど症状は悪くなっていたのですから、そのまま即入院となりました。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)入院直後の様子

いつも病院を利用しない人なので、何科に受診する ? もなにも考えず最寄りの病院へ !
熱が尋常じゃないほど上がっていたのですぐに点滴、そのまま入院となりました。
が、
入院した当初ははっきりした病名をなかなか聞くことができなかったのです。
なかなかはっきりした病名を聞けなかった
「おそらく、水虫に細菌が入ったため炎症を起こしているのでしょう」
ということだけは聞けましたが、えっ ? そんなのってあるの ? って感じでした。
入院してしまったからには会社に伝えなければならないのに、はっきりした病名もわからないままなんて伝えればいいんだろう…。仕方ないので聞いたままを会社に伝えると、会社のかたもやっぱり『 ? 』な様子で…
入院直後の本人は、高熱のため意識も混濁というようなきちんと話もできない状態でした。
入院初めのころはトイレもコワイと…
数日はベッドから起きられない状態で、トイレもベッドで、と言われていました。
やはり本人はできればベッドではしたくなかったようで体調も落ち着いているから、と、自力でトイレまで行ったところで足の激痛で部屋まで戻れず…という経験をしてしまい、それがトラウマとなってしまったようで、それからは逆にトイレへ行くのが「怖くなって」しまったようです。
入院間もないころは、自分の体調が自分でコントロールできない不安が常にあったようです。
伝染性の病気ではない
家族や身近な人にうつるような病気ではありません。
蜂か織炎(ほうかしきえん)切開はしませんでした
あとから病名で調べると「切開」で膿を出すという処置をすることもあるようですが、夫の場合、入院中も「切開」の話しは一度も出ませんでした。
ただ、入院中はひたすら『足を高くして安静』でした。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)退院時の様子
入院して2~3日は、ベッドで一日中点滴につながれていましたが、熱が下がってからは日中の数時間だけの点滴と薬投薬での治療となっていました。
蜂か織炎(ほうかしきえん)入院期間・日数
入院した当日を含むと10泊11日の入院でした。
蜂か織炎(ほうかしきえん) 入院費用・保険
入院費用が高額になる可能性があるので入院が決まったら早めに『限度額適用認定書』をいただいておきましょう。入院したかたの年収に応じて一か月に払う療養費の自己負担限度額を超えた分が払い戻される「高額医療制度」があります。
『限度額適用認定書』を保険証と併せて窓口に提示すると、支払いが自己負担限度額までとなります。
社会保険なら勤務している会社に、国民健康保険なら市役所等にお問い合わせしておきましょう。
うちはも入院費の支払い時までに『限度額適用認定書』が手元になかったため退院時に一旦病院からの請求額の支払いをしたのち上限を超える分についての返金をしてもらいましたが、返金までに3か月ほどかかってしまいました。
ですので、お忘れなく !
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)退院後から外来での通院

退院後は1か月ほどは一週間に2回ほど入院した病院で診察を受けていました。
ですが、元から持病の高血圧で別の病院へも通院してたため先生に聞いて現在は入院したときの病院とは違う病院へ通院をして経過観察をしています。
12月の入院からこの記事を書いている5月の末現在、蜂か織炎(ほうかしきえん)に対しての薬は飲んでいません。
表面上は普段の生活に戻りましたが病気が完治したわけではないのでときどきむくみなどの症状がでることが現在でもあります。
そうしたときは、
- とにかく休む
- 足を高くする
- お風呂などで身体を温めない
というように自己管理しながら悪化しないように生活していくことです。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)退院から1年後の様子

最初の入院2019年12月から約一年半が経過した2021年5月現在の状態です。
現在も蜂か織炎(ほうかしきえん)に対しての薬は飲んでいません。
表面上は普段の生活に戻りましたが病気が完治したわけではないのでむくみなどの症状がでるときは慎重に生活してます。
あまりにむくみが気になるため持病の高血圧で通院している先生に相談したところ「医療用サポーター」の着用すすめられ、現在は毎日着用して生活しています。
「医療用サポーター」はいくつか購入してみましたが、それぞれ表記してあるサイズと着用感が違うようで、ぎゅーっときつめのほうが快適だとのこと。
ただし、同じ病気でも症状に個人差もあると思いますので、取り入れてみようと思われましたら、必ず掛かりつけの先生にご相談の上、取り入れてみてください。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分
蜂か織炎(ほうかしきえん)まとめ

突然の発症でなにがなんだかわからないまま高熱からの入院でしたが、この病気は完治したり特効薬があるような病気ではなく、ずっと付き合っていかなければならない病気です。
いまでも寝不足が続いたり不摂生な生活がつづくとてきめんに足のむくみがでますので、そうなったらまず足を高くして休むことしかありません。
なかじさん世代の場合、今後も体のあちこちから悲鳴が聞こえることもあるかと思いますが、ちゃんと向き合っていかなければならない年齢だと自覚して過ごすことですね。
この記事は医療の専門知識はない者の、あくまで経験したことの記録です。症状などから「もしかして自分も… ? 」と不安に思われましたら自己判断せず医療機関への受診を強くお薦め致します。
※「ほうかしきえん」の「か」は「穴」の下に過去の「過」の字のしんにょうのない部分